KameManNen|カメマンネン
BEKKO TECHNIQUES

大澤鼈甲と
受け継がれる技術

このフレームに使用されている鼈甲細工は、
江戸時代から続く日本の伝統工芸品「江戸鼈甲」の
技術を今に伝える、大澤鼈甲で加工されています。
東京・文京区に工房を構える大澤鼈甲は、職人の手仕事によって
ひとつひとつの素材と真摯に向き合い、自然が生んだ模様や質感を
最大限に引き出す加工を行っています。とくに甲羅を重ね合わせて
成形する「張り合わせ」や、表面を何度も磨き上げる仕上げの工程には、
高度な技術と長年の経験が求められます。

BEKKO TECHNIQUES-IMG01

加熱の温度、削る角度、磨く力加減 ──
いずれも数値では語れない「感覚」の領域。
わずかな違いが、仕上がりに大きな差を生み出します。
こうして完成した素材は、二つとして同じものがなく、
すべてが一点ものとしての魅力を備えています。
天然素材の魅力を活かすために、人の手が不可欠であること。
大澤鼈甲の仕事は、それを物語っています。

BEKKO TECHNIQUES-IMG02
BEKKO TECHNIQUES-IMG03

ABOUT BEKKO

参考資料
「復版 玳瑁亀図説 天・地」東京鼈甲組合連合会

COLLECTION