芯張
アセテート素材のメガネのテンプル(腕)ほとんどの場合、
強度を保つための金属の芯が入っている。
現在この芯を入れる方法として、大半は「シューティング」という技法が用いられている。
機械を使ってアセテートのテンプルに金属芯を打ち込む方法で、効率的で大量生産に適しているためだ。
しかしシューティングが盛んになる以前は、
職人が手作業で行う「芯張(しんばり)」という技法が用いられていた。
芯張は高度な技術と手間を要する手法のため、現在は鯖江でも消えつつある希少な技術となっている。